・部屋が散らかる原因と対処法
・散らからない部屋を作る5つのポイント
こんにちは!はち(@ganbaranai_8)です!
今でこそちゃんと床の見える部屋で生活している私ですが、実は学生時代は「汚部屋の住人」でした。
夫も片付けが苦手なタイプ。結婚前は、新居がゴミ屋敷になるのではと内心ヒヤヒヤでした・・・(笑)
そんな汚部屋出身の2人ですが、今は「めっちゃ綺麗!」とまでは言えないけれど、急な来客で焦らない程度の部屋を保って生活しています。
そこで今回は、汚部屋からの脱出に成功した私が考える「部屋が散らかる原因と対処法」と「散らからない部屋を作る5つのポイント」をご紹介します!

何度片付けてもまた散らかってしまう・・・
そんな状況から脱出しましょう!!
私と夫の部屋が散らかっていた原因

私も夫も「片づけられない人」だったのですが、原因はそれぞれ違っていました。
まずは、それぞれの部屋が散らかっていた原因を分析していきます!
「収集癖&捨てられない!」グッズを溜め込むオタクの私
私の部屋が散らかっていた原因は収集癖と物を捨てられない性格にあったと思います。
特に部屋が荒れていたのは中学生時代。部屋の床が物で埋まって足の踏み場がなくなって、どうにもならなくなったら片付け好きの友人を呼んで掃除してもらっていました。

マンガ、アニメグッズ、文房具・・・
色々なものを収集していました
振り返ってみると、私の収集癖がはじまったのは小学生時代。
当時私の周囲では「モーニング娘。」が大流行!私もドはまりした結果、駄菓子屋さんで引けるブロマイドや下敷きに全お小遣いを注ぎ込んでいました。
文房具も「モーニング娘。」のものを親にせがんで買ってもらっていました。
でも、もったいなくて使えないんです!!
特に鉛筆や消しゴムなんて、使ったらメンバーの顔がだんだん減っていくじゃないですか・・・。
結果、新品の鉛筆の束や未使用のペン・消しゴムなどが今でも実家に残っています(笑)
(家を出る時に捨てようとしたら、「使えるのにもったいない」とお母さんに回収されました・・・)
その後、ハマるジャンルが変わる度に実用性の有無を問わずグッズを買い集める私・・・。
ガチャポンのグッズ、UFOキャッチャーのぬいぐるみ、大量のマンガ!!
興味の対象はコロコロ変わるのですが、「過去に好きになったもののグッズ」は手放せず・・・部屋の中の物量は増える一方でした。
グッズの中には未開封のものもたくさんありました。「興味がなくて開けられない」のではなくて、綺麗なまま持っていたかったのです。
でも、置く場所もなく押し入れに詰め込まれ、適当に箱に入れられ、床に積まれて雪崩を起こし・・・。未開封のはずなのに形が歪んで薄汚れたグッズたちが溜まっていきました。
「明日着る服がない!」洗濯が出来ずに服を買い足す夫
夫の部屋が散らかっていた原因は「家事をする余裕がなかったから」。
仕事が忙しくて残業続きの上、終業後は連日のように同僚と飲みに行く生活が続いていました。
結果水回りはだんだんドロドロに・・・部屋には洗濯待ちの服の山が高く積み上がっていました。
アパート暮らしで平日は洗濯機を回せないし、土日は疲れて動けない。
私が家に遊びに行く時には片付けや洗濯を手伝っていましたが、遠距離恋愛だったので行けるのは年に数回。この頻度では全然役に立てませんでした。
「明日着る服がない!」と服を買い足した結果、下着や靴下、ワイシャツがどんどん増えていきました。

当時、夫の家の近くには大きなショッピングモールが。
食料品を買うついでに服を買える環境でした・・・
「物を持ちすぎた」⇒自分が管理できる量まで減らすしかない!
私と夫の部屋が散らかった原因はそれぞれ違います。
でも、共通して言えることは「物を持ちすぎた」ということです。
使わないグッズを集めすぎた私と、洗濯が出来ず服を買いすぎた夫。
どちらもだんだん物を収納するスペースがなくなり、床の上をじわじわと侵食していきました。

ひどい時には「足の踏み場が全くない」という状況・・・
増えたものをその場しのぎで押し入れに詰め込んでみたり、物を捨てて減らしてみたり・・・そうやって綺麗な部屋を取り戻しても、「物を持ちすぎた原因」を取り除かなければあっという間に元の汚部屋に戻ってしまいます。
そこで今回は「持ちすぎた物を自分が管理できる量まで減らす方法」を重点的にご紹介します。
散らからない部屋を作る5つのポイント

ここまででご説明したように、散らからない部屋を作る上で大切なことは「物を自分の管理できる量まで減らすこと」です。
部屋の中の物を減らすこと。そして、新たな物を増やさないこと。
言葉で書くのは簡単でも、実践するのは本当に難しいですよね。
そこで今回は、私なりの「散らからない部屋を作るポイント」を具体的に説明していきます。
ポイント1:「必要だから買ったもの」と「好きだから買ったもの」に分けて考える
ポイント2:使えるサービスを探す
ポイント3:「今の生活に必要な物」だけを残す
ポイント4:物の居場所を決める
ポイント5:買う前に、手にしたものの「これから」を考える
それぞれのポイントについて、1つずつご説明していきますね。
ポイント1:「必要だから買ったもの」と「好きだから買ったもの」に分けて考える
まずは部屋の中のものを「必要だから買ったもの」と「好きだから買ったもの」に分けて考えてみましょう。
例えば夫の場合、洗濯ができずに着る服がなくなった結果、「明日必要だから」と安価な衣服を大量に買っていました。
この場合の服は「好きだから買ったもの」ではなく、「必要だから買ったもの」ですよね。
必要になった原因自体にアプローチしなければ、一時的に物を捨てて減らしたところでまた新しい物が増えてしまいます。
一方、「好きだから買ったもの」は買い物に行った時に「欲しい!」となって買ったもの。私が集めていたグッズはこちらに当てはまります。
あなたの目の前の「好きだから買ったもの」、今も好きですか?買った時と同じだけの熱量を今も持っていますか?
あなたの部屋は、「必要だから買ったもの」と「好きだから買ったもの」のどちらが多いですか?物の総量が多い方から対策を考えましょう。
ポイント2:使えるサービスを探す
まずは「必要だから買ったもの」の場合。
なぜ必要になったのかをじっくりと考えましょう。
例えば、夫の場合「洗濯ができない」というのが服が増えた大きな理由でした。

仕事が忙しいと、家事に手が回らなくなるのは仕方ないですよね・・・
今思えば、手の回らない家事を「物を買い足すこと」で補っていたのが汚部屋化の一番の原因だったと思います。
クリーニング、家事代行、洗濯代行等のサービスを試してみればよかったなと思っています。
続いて、「好きだから買ったもの」の場合。
レンタル等を利用できないかを考えてみましょう。
私の場合、部屋に数百冊のマンガがありました。
手放すペースよりも購入するペースの方が圧倒的に早かったので、
「本棚から溢れる」⇒「棚を買い足す」⇒「本棚から溢れる」
のループを延々と繰り返していました。
一度好きになったものなので、手放すのは本当に辛かったのですが・・・。
「マンガはマンガ喫茶で読もう」、「小説は図書館で借りよう」と決めて、一気に手放しました。
本当にお気に入りの物だけを残して、空いた本棚も捨てました。

部屋が汚すぎて受験勉強ができない・・・!!
ということで、高校時代に8割の本を処分しました
物を所有する代わりに利用できるサービスを探して、サービスで代用できるものは潔く手放しましょう。
手放した後も、新たに物を購入する前に「これ借りれない?」、「このサービス使えない?」と自分に問いかけるようにしましょう。
ポイント3:「今の生活に必要な物」だけを残す
ポイント2で使用を決めたサービスの内容を踏まえて、「今の生活に必要な物の数」を考えてみましょう。
例えば、「週に一度、ワイシャツをクリーニングに出す」ならワイシャツは10着あれば十分足りますよね。
自分のライフスタイルに合わせて、必要な物の総量を考えましょう。
総量を決めてから、それぞれの物を減らしていきます。
「ワイシャツは10着」と決めたら、10着だけ残して残りを手放すことを目指します。
ポイントは「着れる服を残す」のではなく、「着る数だけ残す」こと。
私服も、「このシーズンで着る機会が何回あるか?」と考えて本当にお気に入りのものだけを残します。
洗濯ができずに服をたくさん購入していた夫。
結婚を機に引っ越す際、部屋のあちこちから新品未開封のワイシャツや下着類が発掘されました・・・。
ワイシャツや下着類はある意味消耗品。捨てるのももったいなくて、箱にまとめて保管しています。
「普段使うものは○着」と数を決めて、傷んで捨てるアイテムが出てきた時に箱から新品を取り出すようにしています。
アニメグッズやアイドルグッズは本当に扱いに困りました。
私は大学受験を控えた時期に一旦「全捨て」しました。

手放すのは本当に辛かったけど・・・
散らかった部屋では勉強できない!!
大好きなグッズも、「今は必要ない!」と自分に言い聞かせました。
綺麗に保管していたものなら「売る」という方法もあったと思うのですが、汚部屋に長年積まれた結果埃をかぶったり箱が歪んだりしていたので、売れる状態のものは少なかったです。
大好きなアイドルのCDも、気づかない間に踏ん付けてヒビが入ってしまっていたり。今思い出してもひどい状態でした。
とはいえ、一度好きになったものを「ゴミ」とするのは忍びなくて、同じ趣味の友人に引き取ってもらったものもたくさんあります・・・。
マンガや小説については、「今読む」もの以外は手放しました。
何年も開いていないマンガや、読みすぎてボロボロになったものは処分。
それでも百冊超のマンガが残ってしまいましたが、「所有する本は棚に入る量まで」と決めて管理しました。
これ以外にも、「ボロボロになったランドセル」、「小学校からの教科書・参考書」、「溜めに溜めた進研ゼミの教材」、「大量のプリント類」、「古い服・変色した服」など、色々なものが出てきましたが、全部一掃!!
物が多いまま収納を頑張って掃除していた時期は、一週間ももたずに汚部屋にリバウンドしてしまっていましたが、物の総量を一気に減らしたことで「足の踏み場がない」という状況からは脱却することができました。

文房具や服などの実用品の一部は、捨てるたびに母にごみ袋から回収されて今も実家に残っています・・・
「捨てられない」のは遺伝なのかもしれません(笑)
ポイント4:物の居場所を決める
物が減って管理しやすくなったとはいえ、長年汚部屋に慣れ切った私は小規模なリバウンドを繰り返していました。
リバウンドと言っても以前のように「床が見えない」ほどにはならないのですが、机の上がごちゃごちゃになってしまったり・・・。

正直、机の上が散らかることは今も多々あります・・・
物を整頓するセンスがないんだと思います(笑)
私が汚部屋にリバウンドした理由はこの2つ。
- 物をどこに片づければいいのか分からない
- 面倒くさくて置きっぱなし
2については、今もよくやります(笑)
でも、「物を片づける場所」が決まっていれば、「片づけよう!」とちょっと気合を入れればすぐに元の綺麗さに戻ります。
服なら「この服はここにかける」、「この服はこの衣装ケースにしまう」と毎日の居場所を決めてあげる。
文房具は使うものをよく使う場所にまとめる。
「よく使う場所」と「収納する場所」を出来るだけ近づけるのが片付けが面倒にならないポイントです。
ポイント5:買う前に、手にしたものの「これから」を考える
散らからない部屋を作る上で大切なことは「物を自分の管理できる量まで減らすこと」。
せっかく物を減らしても、また買い足してしまっては元の状態に戻ってしまいます。
物を購入するときには、手にしたものの「これから」を考えるようにしましょう。
服だったら、「この服はいつ・どんな場面で・月に何回着る?」、「どこに収納する?代わりに一着減らさないと、クローゼットがぎゅうぎゅうにならない?」など、買った後のことを考えます。
マンガや小説なら「買った後何回読む?」、「どこに収納する?最終巻まで揃えた時に置くスペースある?」とじっくり考えます。
「それでも買いたい!」と思った時には、代わりに減らせるものがないかを検討します。
困ったのがアニメグッズ。
「いつ使うって?いや、使わんけど持ってたいんだよ。そういうものでしょ!!」となるのがオタク(笑)
私の場合は、「所有グッズは2次元と3次元で各1ジャンルずつ」と決めて、「グッズを置くスペースもこの棚だけ!」と決めました。
一番最近ハマったのが「名探偵コナン」です。
欲しいけど買えない・・・という状況がストレスになるので、「コナングッズは買っていいけど、他のジャンルには手を出さない!」と決めていました。

結婚直前までグッズを買っていましたが・・・
「結婚を機にオタクから足を洗おう」と買い足すのはやめました
厳選したお気に入りだけを新居に持ってきました!
まとめ
ここまで「散らからない部屋を作るポイント」を考えてきましたが、結論を言うと、物の総量を減らすしかない!
人によって管理できる物のキャパシティは異なると思うのですが、床が物で埋まるレベルの人は明らかに自分の所有物を管理できていないと思います。
せっかく好きな物を買い集めても、ごちゃごちゃの部屋に無造作に置いているのではゴミと一緒ですよね。
せっかく好きな物を買うのなら、大切に扱いたい!!購入するものを減らせば、その分ひとつひとつのアイテムと丁寧に向き合うことができますよ♡
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